授業化(基礎セミナー)

2011年前期、“Develop, Exchange, Propose the idea”を実践する場を設けること、そして第2回日蘭学生会議の議論を充実させるために、大阪大学の共通教育(一般教養)の中で、大阪大学初となる学生主体の授業を開講しました。形式は、議論が拡散しない人数、次世代への活動の継続という観点から、下級生の参加が多い少人数ゼミである「基礎セミナー」の形を採用しています。なお、2012年前期にも「基礎セミナー」の形式で授業を開講する予定です。
【授業の内容】
1)次期日蘭学生会議のテーマに基づくプレゼンテーション及びディスカッション
2)春期パイロットプログラム参加者によるプレゼンテーション
3)英語のニュースを用いたリスニング及びリーディングの事前学習
4)2)の事前学習に基づくディスカッション及びシェアリングタイム
5)プレゼン能力向上のための講習
6)オランダ人留学生や在大阪・神戸オランダ総領事館職員による講演会
7)コメントシートを用いての相互評価
毎回、授業全体を通して学ぶべき内容は多く、受講生、運営メンバー共に非常に多くの時間をこの授業のために費やしています。その中で、リスニング力不足から講演の内容が充分に理解できない、質問ができない、伝えたいことが英語で上手く伝えられない、そして、運営メンバーはいかに下級生に自分達の経験を伝えることができるのか、と各自が様々な壁にぶつかります。しかし、英語で考えることを通して、それぞれが現時点での自分の課題に気付き、今後の大学生活及び社会に出てからの目標を持つことに繋がっています。


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